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翠香園・Suikouen

中華料理

旬の素材を生かした広東料理。
そして、中華菓子の本家で種類は目移りするほど。

ギャラリー

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歴史など

成り立ちなど

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店舗詳細

連絡先・営業時間・定休日など

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主要な料理メニューを掲載しています

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お菓子商品

お取扱い商品の一例です

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生い立ち
 中華街市場通りに入るとすぐ右側に、二つ並んで菓子店と中華料理店が並んでいる。いずれも翠香園であり、同じ経営である。

 店の歴史を見ると、先代の盧譜章が東京の歌舞伎座内の翠香亭で修行、現在地の市場通りで中華菓子専門店翠香園を創業する。当時、街には数点の中華料理店、中華理髪店(耳掃除が巧み)洋服仕立店で中華菓子は初めて。自家製のあんこと、臼でひいた粉をつかった小菓子や中秋月餅が地元で大好評だった。
 戦時は小麦粉、砂糖、小豆などの原料が統制で苦労した父と次男(当時15歳)とで、横浜公園でドーナッツ(小麦粉を練って油で揚げる)蒸しパンを売ったが、ヤミ市とあって思わぬ苦労があった。
 その後、中国から長男盧耀桐が帰還、菓子職人として父の下で修行する。

  戦後、県菓子工業組合に加入。菓子業のほか同27年、神奈川区で旅館業(現在の神奈川翠香園)を始める。中華菓子、小菓子、肉饅頭、餡饅頭の箱詰めセットを中華料理店におさめる。一方、松坂屋、野沢屋、センタービル、スカイビル、鉄道弘済会などに売店を出す。

 第12回全国菓子大博覧会で全賞を受け、その後も数多くの優秀賞を。文字通り中華菓子の本家で種類は眼移りがするほど。売れ行き別にみると、群を抜いているのは玉帯(ぎょくたい)こうやチントイ(あんこ入りごまだんご)肉饅頭で、贈答用にも利用される。
 「中秋月餅」(あんこ入り、ヤシの実入り)は大ぶりで洗練されており、今では地元のみならず、遠くからも客が来る。
 かたくなまでに自家製あんこ、手づくりにこだわり「支店のない本店」としてその味を守り続けている。

 現盧栄枅店主は、お菓子のほか料理の方を昭和54年にはじめて以来、毎朝のように横浜中央市場や東京築地市場に通っている。盧は横浜市大卒でアイスホッケー選手。OBになってからは8年間、同部のコーチだった。
鯛の活造り(中華風刺身)をメインにした「海鮮コース」を看板にしている。



profile

翠香園

〒231-0023
横浜市中区山下町148
TEL:045-661-1266
FAX:045-661-1310
URL:無
定休日:毎週月曜日
営業時間:
 平日11:30〜15:00(ランチ)
    16:30〜21:00(LO20:30)
 土・日・祝日11:30〜21:00(LO20:30)
交通:
 横浜中華街〜市場通り